みなさんは薬膳や漢方と聞くと、どのようなイメージを持つでしょうか?

高い伝統食材とかいっぱい使ってそう
私もそんな風に思っていました。
でも、薬膳はもともと身近な食材で簡単に生活に取り入れることが出来ますし
漢方は日本生まれなので、日本人にもなじみ深い物なのです。
そんな薬膳や漢方の基本を学べる薬膳・漢方検定があるのをご存知でしょうか?
公式テキストを使用して、独学での合格も目指せる資格です。
私は実際に3月に受験して、独学で合格できたので、
その勉強方法や試験後に

もうちょっとここを勉強しとけばよかったな~
と思ったところがあるので、今後受験予定の方は参考にしていただければと思います。
- 薬膳・漢方検定の概要
- 日常生活での活かし方
- 公式テキストを使った勉強方法
薬膳・漢方検定ってどんな資格?

薬膳・漢方検定とは、日本漢方養生学協会が主催している民間資格です。
薬膳・漢方について正しい知識を学び、
日々の生活に活かすことを目的としている資格で、これまでの受験者は約7000人になります。
私たちの身近にある食材にはそれぞれ働きがあります。
薬膳とは本来、この働きを活かして健康に役立てるためのものです。
そのため、特別な健康食材は必要ありません。
漢方も漢方薬のことではなく、医学や薬学などを合わせて自然治癒力を高めるための日本独自の考え方です。
「冷えが気になる」「お肌の悩み」「長く続くストレス」など、日々の暮らしで感じる気になる症状。薬膳・漢方はこのような不調の状態への対策をとても大切にしています。自然と調和する、薬膳・漢方の考え方を取り入れることで心と体に必要な「養生」をしていきましょう。
薬膳・漢方検定公式ホームページ
このように薬膳・漢方検定を勉強することで、
体質や体調に合わせた食材選びが出来るようになります。
受験料
- 通常価格 ¥6200。
- 早割 ¥5890
- 再挑戦割 ¥5700
- 食検割 ¥5740

割引があるのは嬉しい制度ですね!
合格率

合格率は約85%と比較的合格しやすい資格です。
合格基準
概ね、70%以上の正答率で合格
試験方式
オンライン受験。
カメラ付きパソコンが必要になります。
*スマホやタブレットでの受験は出来ないので注意が必要です!
出題方式
四者択一のマークシート形式。
出題範囲
薬膳・漢方に関する基本的な知識を問う問題です。
公式テキストを中心に出題されます。
独学での勉強方法
勉強時間と期間
1日30分ほど勉強すれば、独学でも1ヶ月で合格を十分に目指せると思います。
私は、あまり時間が無かったので、1時間×1週間で本番に挑みました。
それでも100点中88点で合格でしたので、独学でも十分に合格を目指せます。
勉強方法
公式テキストは
- 現代の薬膳・漢方
- 漢方の基本
- 薬膳の基本
- 身近な食材
- 薬膳・漢方と暮らし
- 薬膳・漢方検定対策問題集と解説(全50問)
の全5章と問題集で構成されています。
また、各章の最後にもおさらい問題が5-6問ついています。
図解などが多く、1章あたり約20ページほどのボリュームです。
私の勉強方法は
- 前日勉強した章の問題を解いて復習
- 毎日1章ずつテキストを読む
- 章末のおさらい問題を解く
- テキストの最後にある対策問題集の同じ章の問題を解く
こんな風に勉強を進めていきました。
文章を読むスピードにもよると思いますが、私はこの量で1時間かからないくらいでした!
第4章には、食材の特長が写真付きで掲載されているので
料理で使う時に読むと、より知識の定着に繋がります。
薬膳・漢方検定を実際に受験してみて
薬膳や漢方の考え方は、東洋医学と深い結びつきがあります。
東洋医学は、現代日本の病院などでメインとなっている西洋医学の考え方とは少し異なります。
そのため、【第2章:漢方の基本】【第3章:薬膳の基本】についてはしっかりと理解しておいた方が良いです。
また、私は【第4章:身近な食材】はさっと読んで、食材を料理で使用するときにその特長を見返す程度だったのですが、
第4章からの結構出題数が多かったので、しっかり暗記しておけばより高得点が狙えると思います!
あとは、意外と【第1章:現代の薬膳・漢方】で紹介されている
薬膳・漢方に関する歴史的書物の名前とその著者についても問われますので、きちっと違いを覚えておくといいと思います。
日常生活での活かし方
薬膳・漢方検定は、日本漢方養生学協会の中で一番スタンダードな資格です。
そのため、いきなり

仕事に活かす!!!
なんてことは難しいですが、
病気を予防したり、不調を改善するための食材について勉強することが出来ます。

もっと健康的なごはんが作れるようになりたい!
と思っても、何から勉強すればいいのか分かりません。
薬膳・漢方検定の公式テキストは、食材の特長や効果が写真付きでわかりやすくまとめられていました。
また、現代医学とは少し違う東洋医学の考え方も丁寧に解説されていてわかりやすかったです。
例えば、これからの季節は熱くて食欲がわかないこともしばしば。
そんな時は、身体を冷まして食欲促進する効果があるトマトや小松菜を料理に取り入れてみたり。
自分の体の不調を感じ取り、自分のために料理することはとても贅沢な時間だと思います。
薬膳・漢方検定についてまとめ
合格率も高く、独学でも勉強でき、受験料も比較的安いので初心者に優しい薬膳・漢方検定。
もちろん資格を取ることも大切なのですが、
私は公式テキストを読むだけでも十分に価値があるなと思うくらいわかりやすいテキストでした!
日常生活で役立てることが沢山学べて、スーパーでの買い物も違った見方が出来て楽しくなりました。
いきなり仕事には活かせませんが、上位資格も目指せるので、はじめの一歩にもってこい。
健康的な料理が出来るようになりたい方にオススメの資格です!
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薬膳・漢方検定公式ホームページはこちら

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